きみのお金は誰のため

　ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」

著者　田内学

この本は「錬金術師」と呼ばれているボスとその話を聞きに来た女性とひょんな事から一緒に話を聞くことになった中学生3人の会話で解き明かされていく経済教養小説です。

現代社会ではお金とは切っても切れない大事な道具である一方で取り扱い説明書などない！便利な道具である一方でさまざまな問題の一因となってしまいます。

この本では3つのお金の謎を解き明かしていくとともに新たな視点に気づきその視点から私たちの暮らしが，社会がどのようなしくみで成り立っているのか，その背後にある隠されている

真実も明らかになっていく。そんな世界の見え方が変わってしまうような本です。

お金を自由に使いこなすことが出来ず，鎖につながれた奴隷ではなく自らの意思によってお金を使いこなすことが出来る新たな視点の発見がありました。

最後には泣いてしまうようなそんな投資よりも先に知っておきたい本となっております。

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